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第11回古文書研究会

日程:2/8(土)13:40-17:30(いつもより早めに始まりますのでご注意下さい)
場所:追手門学院大学中央棟3階303(磯貝研究室)
スケジュール:
13:40-14:30
会議:
『歴史評論』特集についての趣旨説明および審議
(担当:三村昌司氏(東京未来大学))
14:30-14:45
コーヒーブレイク
14:45-16:15
研究報告:
「19世紀後半ロシア帝国ヴォルガ・ウラル地域のムスリム行政文書とウラマー」
(磯貝真澄(京都外国語大学))
16:15-16:30
コーヒーブレイク
16:30-17:30
質疑応答、および、総合討論
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昨年末のメールでお知らせしたように、次回研究会では『歴史評論』誌の特集につき三村さんから趣旨説明を頂き、そのご研究会としての対応を皆様と協議する時間をとります。その関係上、開始時刻がいつもより早めに設定されておりますので、ご留意頂けますようお願い致します。

また、研究報告は磯貝真澄さんに担当して頂きます。磯貝真澄さんが研究対象としている地域は、いわゆる「ヨーロッパ部ロシア」の中にあって、ヴォルガ川中下流域、ウラル山脈南麓、および、カザフ草原北端を占めるテュルク系ムスリム居住地域です。今回の報告は、当該地域のムスリム行政制度について扱うもので、現地で作成された行政文書を利用しながら、当地のバイリンガル行政の実態、および、そこにおけるウラマー(伝統的ムスリム知識人、イスラーム法学者)の役割に焦点を当てたものとなるそうです。帝国におけるマイノリティ統治の実態、という観点からも幅広い議論の展開が期待される内容ですので、一人でも多くの皆様のご参加をお待ちしております。

当日のスクールバスは春休みダイヤでの運行となりますので、通常とは運行時刻が異なります。本日(1/9)確認した限りでは、まだ学校HPに春休みダイヤの記載はありませんが、当日は12:15と13:10にJR茨木駅および阪急茨木駅を出発するスクールバスが運行されます。乗り場につきましては、下記リンクをご参照下さい。

http://www.otemon.ac.jp/guide/access/

また、いつものように研究会終了後はJR茨木駅周辺で懇親会を予定しております。こちらの方も(また、こちらの方だけでも)奮ってご参加頂けますようお願い致します。
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第10回古文書研究会

時日:9/28(土)14:00-17:30
場所:追手門学院大学中央棟303号室(磯貝研究室)
報告者:山本明志(大阪国際大学ビジネス学部)
題目:モンゴル時代の漢文文書と「給付碧洞子地土執照碑」
報告要旨:
近年、多くの史料の公開に伴って、モンゴル時代史研究は大いに進展しており、特
に中華人民共和国からは、文書の写真図版、石刻の拓本図版が続々と出版されている。本報告では、まずモンゴル時代に関わる漢文文書史料の研究状況を概観し、ついで、1239年に河南のある道観に発給された特許状をとりあげ、モンゴル軍の金朝攻略と在地社会への対処について考察する。
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山本さんは昨年、報告対象となる碑文につき現地調査を実施されており、当日はその際の出来事等についてもお話頂けるとのことです。また、報告内では典籍に残 された公文書と、石刻に残されたそれとの関係についても言及される予定であると伺っております。記録媒体により公文書の伝存形態が如何に変化するのか(ま たは、しないのか)、ということは古文書研究における相当に大きなテーマです。当日の活発な議論が期待されます。

また、本学のスクールバスの運行時間等につきましては、下記URLをご参照ください(平日と土曜日では時刻表が異なりますのでご注意下さい)。

乗り場
http://www.otemon.ac.jp/guide/access/

時刻表
http://www.otemon.ac.jp/campus/commute/s_timetable/now/index.html#normal2013

関西例会5月のお知らせ

オープンな研究会ですので自由にご参加ください。事前登録等の手続きは必要ありません。

●日時・場所
2013年5月18日(土)14:00~18:30(13:30開場)
京都大学総合研究2号館4階大会議室 AA447
(百万遍のキャンパスです、会場地図参照)
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/about/access
内容
①茅根由佳:ポスト・スハルト期のインドネシアの経済政策における保護主義の復活—石油上流規制機関解体事件の事例から−
②小田なら:仏領インドシナ期植民地政府による北部ベトナムにおける産婆の管理―1927年通達をめぐって―
③佐治史:中部タイ農村における頼母子講―「タオ」-「ルーク」関係からみる「組織」形成と維持のしくみ―
④下條尚志:集団化を回避する―ベトナム南部メコンデルタにおける地域社会-国家間関係(1976~1988年)

第9回古文書研究会

日時:4/20(土)14:00-17:30
会場:追手門学院大学中央棟0303(磯貝研究室)
スケジュール:
14:00-14:10 参加者自己紹介

14:10-15:40 研究報告


報告者:承志(追手門学院大学国際教養学部)
タイトル:マンジュ語古文書(dangse)と『黒龍江流域図』について

15:40-16:00 コーヒーブレイク
16:00-17:30 質疑応答、総合討論

キャンパスマップ
http://www.otemon.ac.jp/campusmap/

スクールバス(無料)時刻表
http://www.otemon.ac.jp/campus/commute/s_timetable/now/index.html#normal2013

スクールバスのりば案内
http://www.otemon.ac.jp/guide/access/

※なお、時刻表は必ず【土曜日】のものをご参照下さい。

[発表要旨]

台北国立故宮博物院と中央研究院歴史語言研究所でマンジュ語檔案資料と古地図について携わった経験を交えながら、近現代史上における中国の古文書整理・出版の歴史が、国家建設と密接な関係があることを概説する。
そして、これまで、ネルチンスク条約締結後、ロシアとダイチン・グルン(大清国)の国境に立てられたとされる有名な「国境碑」が、現実には一度も立碑されなかった歴史について、マンジュ語の古文書と『黒龍江流域図』を用いながら、その実態を解き明かす。
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また、当日は会の終了後、いつものようにJR茨木駅周辺での懇親会を予定しております。

第8回古文書研究会

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日時:1/27(日)14:00-17:30
場所:追手門学院大学中央棟3階磯貝研究室
スケジュール:
14:00-14:10 参加者自己紹介
14:10-15:40 報告
報告者:宮内肇(大阪大学)
題目:「販売しない雑誌「僑刊」からみる広東郷村社会の一側面――1920年代初頭の広東省香山県竹秀園郷を例に――」
15:40-16:00 コーヒーブレーク
16:00-17:30 質疑応答および総合討論
※尚、研究会終了後、JR茨木駅周辺での懇親会を予定しております。


学校へのアクセス:
http://www.otemon.ac.jp/guide/access/

【注意】当日は日曜日のためスクールバスは運行しておりません。お手数ですが、上記サイト内の「阪急バス」時刻表をご参照のうえ、ご来校頂けますよう、お願い申し上げます。
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プロフィール

リクバン

Author:リクバン
パソコン音痴の近世ベトナム史研究者。

好きなもの:ラーメン、碑文の拓本
苦手なもの:生野菜、ブログ作成
無縁なもの:おかね

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